老人施設 見学記
“老人施設”には 種類が色々あって良く分からなかった。

これは 【
93歳の父(要支援2)のための 1泊2日 ショートステイ 施設探し】奮闘記 です。

最初に見学に行ったのは福岡市ど真ん中の ※@有料老人ホーム フェリオ天神

折込チラシと、ご近所のおじいちゃまが入っていらっしゃる事を知って興味を持ち、父を説得した。

目の前に アクロス・市役所・済生会病院・中央公園の桜並木が広がる。大丸デパートから徒歩5分の立地。
昔のホテルをリニューアル。ゆったりと、ゴージャス。
ロビーで説明を聞いていると、コック帽をかぶった調理師の姿が見えた。
入所金に見合う最高レベルの施設だと感じた。

(初めての老人施設見学。豪華さに驚いた。 申し訳ないが、あまりに高額のため、
将来も入所する気はないのだが、見学しておきたかったのだ。)


※@ 体験入居キャンペーンで 2泊3日 21000円→10500円。
あくまでも入居を考えるお試しのため1回限り。

悲しいかな 我が家の希望する 時々 1泊程度のショートステイはできないと分かった。
2時間の見学で、父は面白かったと言った。
 
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 こちらで紹介されたのが ※A有料老人ホーム 西鉄サンカルナ博多の森 ケアステージ

自宅から遠いと思っていたが、有料送迎もできると知り、実行した。車で30分だった。
ホスピスも備えた栄光病院が目の前。
職員さん達の服装もきちんとしていて、皆さん感じが良い。

 体験の様子リンク 

※A  ショートステイ 1泊2日3食付 8000円。
延長で次の昼食付き午後チェックアウト(延長4000円)=12000円。自宅まで 送迎片道1050円。
(こちらは介護保険とは関係なしで独自のもの。)

ステイしてみて、父も私も安心感と共に気に入った。


尚、ステイするためには、初回に医師の医療情報書類・骨塩量測定・
感染症を含む血液検査のコピーを準備する必要がある。
驚いたが、納得できる。すぐにかかりつけのクリニックで準備した。

※2007年4月からは 体験 1泊2日 1万8千円に改定された由。
(父は、近くに介護保険適用の、良い施設が見つかった。)







   
  
後日 ※B高齢者向け賃貸住宅 ゆふの院 やよい坂見学。

施設の方は気さくで設備も良い。
隣接の保育園の様子が見えて、園児達が元気に歌ったり踊ったり微笑ましい。
入居健常者の方が買い物から帰って来られた。「おかえりなさーい」と声がかかる。
デイサービスに集まっていらっしゃる皆さんも、それなりにお元気そう。

入居者の方達と昼食をご一緒させて頂いたが、
皆さん服装もこざっぱりしておしゃべりもなさっている。
お食事も器・お味共に工夫されていて美味しい。(アルコールもOKとの事)
アットホームな雰囲気。

2時間の見学。

※B ショートステイは 介護保険外で  1泊2日 7560円。
               
体験入居 なら 1泊2日 5250円。

     

※Cショートステイ施設 ○○見学。

建物は新しくウッディー。年配の職員さんが多く、服装もマチマチで、なんとなく統一感がない。 
入所者の方は皆さん無表情で会話もなく、お食事は 給食のイメージでお味も頂けなかった。
病院隣接=長期入院できずこちらで過ごしていらっしゃる方達が多いのだろう。
心が重くなる1時間半の見学であった。


※C ショートステイ介護保険適用要支援2」で1泊2日 3581円×2日=7162円 
プラス送迎片道184円。


でも自宅から近いし、いつお世話になるか分からない。貴重な見学だった。

   

尚、他の有料老人ホームは、問い合わせたが、ショートステイ制度がなかった。

また、今は年に数回のステイを希望として探したが
今後体調レベルに合わせて、長期となれば経済も考えなくてはならない。

まだまだ施設の種類も沢山ある。
その時その時考えよう。

現在の父の 意識・体力レベルでのステイは 
ハード・ソフト共に「有料老人ホーム 西鉄サンカルナ」が最適だった。
部屋の水が出なくて隣の部屋へ移動には驚いたけど (+_+)

                  
 

ついでながら、現在父が月4〜5回お世話になっている「デイサービスセンター若久」
昼食は常に5品あり、いつも美味く(600円だそうだ)
食事はサンカルナも負けていた と父が言った。

1年半前、父の入院手術退院後すぐに、地区のケアホットラインにまず電話して来てもらい、介護認定相談。
同時進行でデイサービス施設探しをしたが、適切な施設がなかなか見つからず、雲を掴むようだった。

行政から渡された分厚い施設リストを前に参った。
片っ端電話して父の様子を話し、見学にも行ったが、
父の体調レベルに合うところを見つけるのは難しかった。
また、父に通所を納得させるのが大変だった。

結局ケアマネさんが飛んできて下さった現在のデイサービス施設を見学後、
そこに決めたが、当初は介護認定が下りるかどうか分からず、
この施設では 将棋ボランティアとして通所し始めた。
3度ほど行った後認定が下りた時はホッとした。

今は父も大変満足して楽しんでおり、
良い施設に出合えた事を父と共に感謝している。
デイサービスは社会参加の場だと思う。

また、当時から ショートステイをどんなに説明しても、家で大丈夫だと言い続けて
私を悩ませていたが、やっと適切な ショートステイ先が決まった。
父ももう嫌がってはいない。
やっと1泊2日位なら安心して出られそう。
嬉しい!!


何はともあれ、まずは 区役所の介護保険課 に相談するのが一番だと認識を新たにした。
参考のために・・・有料老人ホームの相談窓口は イムズビル5階に「介護情報局」 がある。

今回 西鉄サンカルナに隣接する「シニアマンション」も見学した。
初めてそういうマンションがあることを知り、興味深く驚いた。
こちらの見学記はまた後日書くことにする。


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