2005年  我が家のお正月


父91歳10ヶ月。 2005年元旦


義母のお重。飾って楽しみました。

屠蘇器。お屠蘇は父が毎年作ります。

実母のミニお重。毎年飾ります。


今年は初めて家の近くのランチバイキングのお店が出すお節を買ってみました。
全て手作りで防腐剤、添加物一切なし。デパートなどに比べお値段もとても良心的だと思います。限定150食とか。
味にメリハリがあり、どれも美味しくて、これなら来年もと思ったほどでした。


 お節は、元旦の朝、晩、2日の朝で食べてしまいました。
2日午後には買い物に行き、やっぱり我が家のお節も作りました。
それにしても随分ご馳走を食べました。しばらく胃を休めなくては。
こうやって普段使わない器もUPされて喜んでいるようです。

年越し蕎麦、お雑煮と  2日夕〜4日夕までです。



古いものを大切にしながら、新しい息吹を加えたいと思っています。


31日年越し蕎麦。
     
酉年ですね。遊び心で戸棚から出して来ました。

元旦のお雑煮。 我が家はブリは入れません。焼き丸餅、
鶏肉、大根、里芋、人参、かまぼこ、(家で採れた)
かつお菜、へぎ柚子。義母の器。

がめ煮。冷凍根菜を使い、手綱こんにゃく、生しいたけ、
花形人参、かまぼこを加えて簡単版です。


海老の旨煮。 年末に親戚が届けてくれた冷凍を解いて
薄味に。祖母の器です。

紅白かまぼこ。もう少し厚く切れば良かったです。


田作り。父が大好物なのでやっぱり作ります。
細火でゆっくり煎りあげ、砂糖、醤油、味醂、水を煮詰め
とろりとしたタレに絡め、生姜汁、七味、白胡麻を加えます。

数の子。スーパーに売っている味付け数の子に
味を加えました。数の子は何故か父が味付けします。


黒豆。今年は急遽でしたので、スーパーの袋入りです。
丹波黒豆で実母が作る黒豆の美味しさは忘れられない
味です。


きんとん。さつま芋にくちなしの実を入れて黄色く茹で、
砂糖、味醂で練り、紅玉(ふじ)りんごのいちょう切り
砂糖煮を加えて混ぜ、茶巾に絞りました。 茶巾だと
あまり練らずにすみます。うちは必ずりんご入りです。

なます。大根、人参、柚子、唐辛子です。
甘酸っぱいなます好きです。実母の器です。

ブリのお刺身。博多はブリを食べます。切り方が悪かった
です。^_^;
 「南天は難を転じて福となす」で使います。

黒胡麻黄粉のお餅。義母の器です。

縮緬細工の手作り干支額。頂いて感激しました。

博多曲げ物、ぽっぽ膳も飾りました。実母のものです。


大学生の姪が幼稚園のとき描いた物です。
暮に遊びに来て取っていた事を喜んでいました。

3日の朝食。ブルーベリーの飲むヨーグルトと
牛乳を混ぜていつも飲みます。お正月なので
気取ってセットしたら、父が喜びました。

デザートのフルーツ。
今日はマットの裏側を使いました。
日が差し込んで、遅いブランチです。

大根、里芋、かつお菜の味噌汁。
お雑煮用の残り野菜です。

昨夜のブリの半身の残りを醤油と味醂で、胡麻醤油
漬けにしておきました。義母の器です。

酒器は15年程前買ったものです。
お屠蘇の後はこの酒器で。

今日は、なますを義母の器で。


ギンダラと鮭の粕漬け。頂き物です。こんな美味しい
粕漬けは初めてです。食は文化なりとつくづく思いました。
紅白ですね。

春菊ともやしの胡麻和え。
お鍋にするつもりで用意していた食材です。
野菜が欲しくなりますね。


松葉蟹。キズとポン酢で。父は蟹はせせるのが下手です。


枯露柿。器は10年ほど前に有田陶器市で一目ぼれ。
お安いものですが、大事に使っています

1/7  七草粥

摘んで揃えられないのが残念です。
     
本当に胃がホッとしますね。


父は昨年から、時々杖をつくようになりましたが、お陰様で元気です。
健啖家の父の笑顔を見るのが嬉しくて。
喜んでくれる人のいる幸せ
本当に有難いと思います。
もちろん亡き母の写真はいつも父と一緒です。

今年も父が元気で幸福でありますように。

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